私のMT4チャート、インジケーターはゼロです。1つも入れてません。移動平均線も、RSIも、MACDも、ボリンジャーバンドも、一目均衡表も。あるのは価格と、フィボナッチライン1本だけ。
これ、自慢じゃないんです。何度も失敗して、もう違う道を探すしかなかった。それだけの話です。
5,000インジケーターの壁
2013年から2015年、私は5,000以上のインジケーターを集めてました。FXフォーラムを漁り、プレミアムコレクションを買い、MQL4やPythonで自分でコードも書いた。6つ組み合わせたやつもありました。ニューラルネットワークって何かちゃんと理解する前に、もう使ってたんですよ。
私のMT4チャート、まるで虹が吐き出したみたいでした。色とりどりの線、ヒストグラム、矢印、アラートパネルがそこら中に。徹底してるつもりだったんです。でも実際は、全部のトレーダーがいつか向き合わなきゃいけないものから逃げてた。そうです、フィルターなしの生の価格から。
すべてを変えた瞬間
2015年12月。NFPの日です。私の「システム」は7つのインジケーターを使ってました。数字が予想を上回った瞬間、ゴールドは20分で400ポイント下落。インジケーター同士が争い始めたんです。1つは売られすぎ、別のはトレンド継続、3つ目は反転シグナルを点滅させてる。
私は固まりました。どのシグナルを信じればいいのか、まったくわからなかった。3,000ドル(約45万円)の口座が、1,200ドル(約18万円)になるのを見てるだけ。
その夜、全部のインジケーターを削除しました。自分に言い聞かせたんです。裸のチャートで価格が読めないなら、トレードする資格はないと。
代わりに使っているもの
- 日足チャートの構造。 上位時間足のサポートとレジスタンス。以前に価格が反転した場所はどこか?過去の高値と安値はどこか?それが市場の記憶を教えてくれます。
- フィボナッチリトレースメントライン1本。 重要なスイング高値からスイング安値まで、1本だけ引きます。38.2%、50%、61.8%。これが私のゾーンです。1本の線、3つのレベル。それだけ。
- エントリータイミングは4時間足。 価格がフィボナッチレベルに達するのを待ち、反応ローソク足(拒絶のヒゲかクローズ)を確認。次のローソク足でエントリー。急ぎません。セットアップは来るか来ないか、どちらかです。
- 2%のリスク、最低1:3のリスクリワード比。 インジケーターじゃないけど、これが私のシステムで一番大事な部分。エントリー前にストップロスとテイクプロフィットを決めます。価格が1:3を提供してくれなければ、トレードは取りません。
なぜゼロインジケーターがゴールドに効くのか
XAUUSDはマクロ要因で動きます。FRBの政策、実質利回り、ドル高、中央銀行の買い。どのインジケーターもそれを予測できません。でも市場構造、つまり価格が重要なレベルでどう反応するかは、それらの情報をリアルタイムで映し出してくれる。
価格が過去1ヶ月に3回反転したレベルに達し、きれいな拒絶ローソク足で跳ね返った。その時は「なぜ」は後回しでいい。構造が何をすべきか教えてくれてるんです。
これが私の言う「因果有序」。すべての動きには、はっきりした原因が隠れてる。オシレーターじゃなくて、構造を読んでください。
挑戦してみませんか
もしあなたのMT4チャートに3つ以上のものが表示されてるなら、これを試してみてください。右クリック → テンプレート → インジケーターの削除。全部消してください。価格だけで1週間、トレードしてみるんです。迷いを感じたら、それがポイント。それは、あなたが自分の判断じゃなくてツールに頼ってたってことです。
最初の1週間は、めちゃくちゃ不快でしょう。でも2週目には、今まで見えなかったものが見え始める。ブレイクアウト前の保ち合い、レベルがサポートになる正確なティック、反転のミクロ構造。
そこから、本当のトレードが始まります。
— Lin
