「Lin、トレードの本って何がおすすめ?」——よく聞かれる。その気持ち、わかる。最初は誰だって、一冊の本がすべての扉を開けてくれると思うものだ。僕もそうだった。正直、自分でもどれが一番合ってるかはわからない。人によって答えは違うかもしれない。
本当のところ?僕はトレードの本を200冊近く読んできた。もしかしたらそれ以上。ほとんどは捨てた——ゴミ箱に捨てて忘れた。でもこの何冊かは残った。はっきり言って、一番すごいからじゃない。何年も経って、実際にトレードしている時に、その内容がふと頭に浮かんでくるからだ。まさか本の影響があそこまで長く続くなんて、自分でも驚いた。
『株で勝つ』—— エドウィン・ルフェーブル
七回読んだ。遅いからじゃない——読むたびに僕は違うトレーダーだった。最初に読んだのは25歳、口座を吹き飛ばした直後だ。答えを探していた。リバモアが破産して這い上がった話——あの時はそれだけで十分だった。五回目、六年後、同じ一文なのに意味がまったく違った。去年の年末また読んで、やっぱり同じように感じた。リバモアは言う:「ウォール街に新しいものは何もない。」昔はチャートの話だと思ってた。今はわかる——人間の本質の話だ。同じ本が時期によってまったく違う意味になるなんて、すごくない?
『マーケット・ウィザード』—— ジャック・D・シュワッガー
この本を読んで気づいたのは、ちょっとショックなことだ——勝つための正しい方法は一つじゃない。トップトレーダーへのインタビューを読むと、やり方は人それぞれだ。チャートを見る人もいれば、ファンダメンタルを見る人もいる。20ポジション同時にトレードする人もいれば、一つのポジションを一ヶ月持つ人もいる。唯一の共通点?彼らにはシステムがあり、それを信じている。僕は「正しい方法」を探すのをやめて、自分のシステムを作り始めた。本当にそれでよかった。
『トレーディング・イン・ザ・ゾーン』—— マーク・ダグラス
ある午後、4,200ドル失った。昨日のことのように覚えてる——ひどい一筆じゃなくて、愚かなトレードの連続だった。怒った。自分に失望した。次の朝、この本を一気に読んだ。ダグラスは言う——市場は中立だ。簡単そうに聞こえるけど、連敗してるときは忘れる。全部に同意するわけじゃない——それでもこの本はまだ僕の机の上にある。どれだけ変わったかはなんとも言えないけど、確かに冷静になれた。
『資本の秩序』—— マーク・スピッツナーゲル
この本の話をする人は少ない。でも、僕の市場観を変えた。スピッツナーゲルはオーストリア経済学とトレードを結びつける——遠回りこそが近道だと。それから市場の因果関係がわかり始めた。ああ、こうやって市場を見ることもできるんだ、と気づいた。この本に出会えて本当に良かった。やばいくらい興奮した。
『まぐれ』—— ナシーム・ニコラス・タレブ
十連勝した後に読んだ。当時の僕は自分がすごいと思ってた。タレブは第一章でそれを粉々にした。すべての利益を検証しろ——実力か、それともただの運か?怖いのは、それを区別できないことだ。この本を本棚に持っているのを誇りに思う。最高のリスク教育かもしれない。自信が最大の敵になることもある。
『価格と出来高の完全分析ガイド』—— アンナ・クーリング
この本のおかげでインジケーターを80%削除した。クーリングは言う——価格と出来高だけで十分、他はノイズだと。12個あったインジケーターを2つに減らした。トレードがすぐに良くなった。彼女のシンプルなアプローチが大好きだ。本当にすごい。複雑からシンプルへの旅は、この本から始まった。
『老子』—— 老子
一番古い本。トレードの本じゃない。「為学日益、為道日損」——学べば学ぶほど足す。道を極めれば極めるほど減らす。僕は長年かけて足してきた——インジケーター、システム、ルールを。そしてまた長年かけて減らしてきた。複雑からシンプルへの旅——それがトレードの本質だ。
七冊。「ベスト10」とかじゃない。ただ、本当に僕のトレードを変えた本たちだ。どれが一番大事かはなんとも言えない——でも一冊だけ読むなら、リバモアから始めてほしい。書き終わったらまた読みたくなってきた。いい本はなかなか見つからないものだ。